’09年の花5  七月〜八月

サムネイルをクリックすると大きな画像になります。このページに戻る時は「戻る」のボタンを押してください。


  トウヤクリンドウ 6月下旬 庭にて






当薬竜胆、これが本来の名前です。つまり、薬として使われていたリンドウです。

もうちょっと黒斑が多いのですが、うちの庭のものはこの程度です。

これはこれできれいなクリーム色が目立って良いかな、などと自分の育てたものは何でもOKです。




 イブキジャコウソウ  7月初旬 庭にて




山野草の仲間に握りこぶしほどの大きさの株をもらって数年、今ではカーペットです。

麝香の香りとはちょっと違いますが、良い香りがします。ロックからはみ出た株を切っていると、捨てるのが惜しいほどです。

しかし、放っておくと石を乗り越え他のポケットを侵略するので仕方ありません。




 

  フイリキョウガノコ 7月初旬 庭にて




キョウガノコは特に芸がありませんが、斑が入るとグッと趣が変わってきます。

花のないときも葉で楽しめますが、花が着くとご覧のようになかなか派手です。

今まで日当たりの良い所に植えていましたが、やはり斑入り種は日陰の方が斑が目立ち、引き立ちます。


   


   

キバナシャクナゲ 7月中旬 庭にて



今年の春、雪が融け始めると、ネズミに食害されている植物がありました。もしかすると、と思っていたらこのキバナシャクナゲもやられていました。

大切にしている株なので、もうがっかりでした。今年は養生に専念して何とか樹勢を回復させることにしました。だから蕾が着いた時、かなり迷いましたが、一部咲かせることにしました。

私の好きな花なので、やっぱり咲かせて正解でした。この花を見ると、旭岳のキバナシャクナゲを思い出します。





シロバナアポイキキョウ 7月初旬 庭にて 




若い頃に少しロッククライミングをやっていたので、昔取った杵柄とすいすい4mほど登りました。

背中に回してあったカメラを構えて、少々危うい体勢ながら、真横からの画像もゲットしました。

しかし、降りる時は登る時と大違いです。ロッククライミングで降りる時は、ザイルで垂直降下します。もちろんザイルなどないので、岩壁にへばりつき、苦労してようやく降り、ホッと一息。もうオッサンなのだから、無理をしてはいかんな〜と反省しきりでした。



  


  

  柏林  6月中旬 中札内美術村にて




十勝中部に中札内村があります。そこに六花亭の経営する中札内美術村と言う施設があります。

広い柏林の中に美術館、レストラン、土産店などが点在し、散策するのに最適です。この時期、柏は新しい葉を一気に展開します。

ご覧のように、淡い緑の中、遊歩道を歩いていると時間を忘れます。この日はウィークディだったので、観光客もほとんどおらず、この景色を独占できました。





 

ニホンスズラン  




十勝の代表的な野草のスズランです。

中札内美術村の遊歩道の左右に、びっしりと生えています。

ご覧のようにニホンスズランはドイツスズランのように花着きがよくありません。葉のわりには少ない花ですが、風のない時は、わずかによい香りがします。



                                        ベニバナイチヤクソウ  




毎年、スズランの群れに混じっていくつか見かけることが出来ます。

少しずつ殖えているようで、「花六花」と言うレストランの前は特に殖えています。

私が写真を撮っていると、後ろで観光客が「赤いスズランだ〜」と言っているのを耳にしましたが、敢えて余計なことは言いませんでした。


    
       

柏林とスズラン  
 



まるで林の中で迷ったような感覚を味わえます。

この日は曇り空であまり温度が上がっていませんでしたが、20度を超えるとエゾハルゼミの鳴き声が驟雨のように降り注いできます。

足元にはスズランの群生・・・是非、人の少ないウィークディの散策をお勧めします。






  




イワチドリ  6月下旬 庭にて




イワチドリは本来暖かい所が住処です。

しかし、北海道で厳しい冬を越えて毎年咲いてくれます。もちろんこれは並品ですが、年々増えて今年は開花株だけでも20株ほどになりました。

一部は生きたミズゴケに、一部は湿り気味になるように配合した培養土で植えています。





 


  ミヤマキリシマ 6月下旬 庭にて




うちには10種類ほどのツツジ、シャクナゲの仲間があります。

花色ではこのミヤマキリシマが、私の中でかなり上位に位置しています。

今年は花期に雨が多く、ツツジ類の花は雨に弱いので、すぐに見頃が終わってしまいました。他にもUPしたいツツジがあったのですが、写真を撮る間もなく雨にやられてしまいました。


カワラナデシコ  6月下旬 庭にて





レンガの隙間に植えていますが、毎年元気に花を着けます。

札内川の河原で咲いていた株の種を持ち帰り、実生で育てました。

もう何年経つか憶えていません。タカネナデシコほど赤が強くなく、切れ込みも少なく、丈も高いので、多分エゾカワラナデシコだと思いますが、あまり同定にこだわらないので、何でもOKです。






 


矮小スカシユリ  6月下旬 庭にて




普通のスカシユリもいいですが、こういう風に小ぢんまり咲くのも、またいいものです。

高さは20cmもありませんが、花のサイズは一人前です。

肥料を少々多目に与えると調子よく花を着けてくれるようです。培養土に腐葉土を多目に混ぜたのもよかったのか、今年は良い花を二つも着けました。花後のお礼肥えをしっかり与え、来年もしっかり咲いてもらいましょう。





 




09年の花 5月初旬 花鳥魚月のページへ '10年の花1



|TOP |十勝の魚 |My Fly Box |WetFly Fishing 入門 |釣行記 |写真と随筆 |自然の中で |自然の音声 |十勝歳時記 |十勝川の四季 |リンク |掲示板 |おまけ |花鳥魚月


ご意見、ご感想は

flyman●octv.ne.jp

巡回ロボットによるメールアドレスサーチ防止のため「@」を「」に置き換えています。 お手数ですが、コピー&ペーストをしてアドレス中の「」を「@」に打ち直して送信して下さい。

inserted by FC2 system