モモンガ撮影
 その2

枠のある画像はクリックすると大きな画像になります。



3月21日、4月5日、4月7日と連続で失敗していますが、懲りることなく、挑戦し続けています。

左の画像は3月21日、BORGを望遠レンズとしてD70のボディに着けて撮ったものです。直焦点と言われる撮影方法で天体撮影ではおなじみです。また、私は鳥を撮影する時にも時々使います。

しかし、鳥の撮影は明るい中でするものです。もう光のなくなりかけたモモンガの活動時間に、ピントもシャッタースピードもすべてマニュアルでやる直焦点では、追い込んでいる時間がありません。

数枚撮ったのですが、ピントが全く取れず、モモンガでは使い物にはならないと判明しました。


4月5日、4月7日はご覧のように、レフ板を使い照明を軽く当てて撮影する方法を模索しました。

真正面から発光させると目が光ってしまうので、カメラ用の三脚をセットした場所から、少し離した角度の出る所にストロボ用三脚を置きます。カメラ内臓のストロボをメインにして、ご覧の外付けストロボをサブとして同調させます。

4月5日は巣穴から出てすぐに木のてっぺんに駆け上がり、飛んで行ったので、シャッターを押すチャンスがありませんでした。

モモンガを撮れなかった両日に何枚も試した結果、ちょっと弱めの光量にすると、それらしく撮れることが解っていました。




さて、2009年4月19日(日曜)撮影場所に着いて、カメラ、ストロボをセットし終わり、試し撮りをしようと思ったら、何と記録媒体が入っていません。

こんな時に限って予備も忘れています。奥さんに電話して、最寄の道路まで持ってきてもらいました。

ダッシュで撮影場所に戻り、試し撮りしました。二枚撮って、液晶で画面を確認すると、何とモモンガが写っています。

暗くて気がつかなかったのですが、いつの間にか顔を出していたようです。


 
肉眼で見ると確かに木の幹にコブのようなものが・・・・。

なんだかマグレで撮れたので、嬉しいような情けないような・・・。

しかし、撮りたいと思っていた「穴から顔を出す様子」が撮れました。




いきなり出てこられたので、少々あわててしまいましたが、全身が出た時に撮ったのが左の画像です。

この後、前回のようにアッと言う間に木のてっぺんに駆け上がり、飛んで行ってしまいました。この日、撮影できた時間は46秒間でした。

まあ、成功とは言い難いですが、補助光もこれで目処が立ってきました。

今後はアングルを考えて、手前の枝がなく、表情が撮れるように努めたいと思います。





モモンガ撮影その1 花鳥魚月のページに戻る

十勝の自然とFly Fishing Menu

|TOP |十勝の魚 |My Fly Box |WetFly Fishing 入門 |釣行記 |写真と随筆 |自然の中で |自然の音声 |十勝歳時記 |十勝川の四季 |リンク |掲示板 |おまけ |花鳥魚月




inserted by FC2 system