モモンガ撮影 その1
2009年3月15日、鳥撮影を時々一緒にする「のんびり釣ろうぜ」のまあきちさんとエゾモモンガを撮影に行きました。
まあきちさんは鳥撮影の際、雪の上に残る痕跡を元にエゾモモンガのいる所を特定し、撮影に成功していました。私は単に案内していただいただけでした。
もう15年ほども前に一度、フライフィッシングの帰りに、すっかり暗くなった河畔林で見かけたことがありますが、それ以来でした。
エゾモモンガは夜行性なので、午後6時過ぎ、もう暗くなってからようやく出てきてくれました。
実際の見た目は左の画像のように、何か木にくっついているのが解る程度です。下の画像は処理により、何とか見られるようにしています。
巣穴があったので、そこから顔を出すかと思っていたら、いつの間にかご覧のエゾモモンガが幹に張り付いていました。
この日は、どこかの木から飛んできたのだと思いましたが、木に張り付いた瞬間を見たわけではないので、解りません。
この画像を撮った6日後、21日午後6時頃にもう一度撮影に行きました。駐車スペースを見ると、見覚えのある車が・・・まあきちさんが先に来ていました。
その時はどうも、上にあるもうひとつの巣穴から出てきたようでした。この日も実はそうだったのかもしれません。
このエゾモモンガはしきりに巣穴を覗き込み、周りをうろうろしては、ご覧のように少し高い所にある枯れ枝で止まったりしていました。
これは単なる推測にすぎませんが、どうも巣穴にいたメスにアプローチしてきたオスだったのでは、と思っています。
私は撮影できませんでしたが、巣穴にもう一匹いるのをまあきちさんがゲットしました。
私の機材はカメラボディ NIKON D70、レンズ AF
MICRO NIKKOR 70-180mm F4.5-5.6です。銀塩換算270mmF4.5で撮りました。本来、花の近接撮影用のレンズなので、かなり苦しい被写体でした。
これらの画像はISO1600、シャッタースピード1/4、1/2と言うトンでもない条件で撮影し、中央部をトリミングしてあります。ピントはあらかじめ巣穴にMFで固定してありました。暗くなるとAFが利かなくなることが予想されたからです。
私のカメラはISOをあんまり上げるとご覧のように画像の荒れが目立ち、とても大きく紹介できる代物ではありません。
したがって私が撮影するには自然光では不可能と思います。そのため、外付けストロボを別の場所に置き、さらにそれにレフ板を付けて、なるべく自然光に近い状態を作らなければなりません。
次に撮る時はもうちょっとまともで見られるものを、と思っていますが、どうなることやら・・・。
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